群馬県 森の名手・森の名人

群馬県内の「森の名手・名人」を
ご紹介します

群馬県 渋川市
森田 富雄モリタ トミオ
名手名人(基礎情報)
氏名    森田 富雄
住所    渋川市
認定年度  平成25年
 森田さんは、森の恵みである原木しいたけ生産の「森の名手・名人」です。
 渋川市(旧北橘村)で生まれ、農業に従事されていましたが、原木しいたけ生産を昭和50年から本格的に始められました。
 地道な努力と研究熱心な性格により生産技術を築きあげ、種々のしいたけ菌の特性に合ったほだ木(コナラなど原木にしいたけ菌を植菌したもの)管理、植菌前の原木の乾燥と太さによる管理、植菌後の透水性や保湿、通気性を考慮した綿密な管理などをきめ細やかに行い、高品質の原木生しいたけを作り続けています。
 その生産過程に必要な「わら」を確保するため、大麦を自ら栽培し、また稲の刈り取りでもわらを細断しないコンバインを使っているそうです。
 群馬県きのこ品評会は平成29年度で21回目を迎えましたが森田さんは生しいたけ部門で常に入賞し、最高賞である農林水産大臣賞を10回受賞されています。
 もうひとりの原木きのこ栽培の名手名人である今井隆さんと最高賞を競いながら群馬県の原木きのこ生産の技術の高さを示しています。
 でも本人は「名手名人」に認定されたけど、いまだに悩んでいる「迷人」だと、謙虚にお話しされていました。
 その技術の高さばかりでなく、群馬県きのこ振興協議会の会長や財団法人日本きのこ研究所の理事として、きのこ振興に寄与されており、その功労により平成29年度群馬県総合表彰を受賞されています。
役職歴
北橘村椎茸組合組合長       H13.2~H18.2
渋川地区きのこ振興協議会会長   H14.6~H18.5
群馬県きのこ振興協議会会長    H16.6~H18.6
財団法人日本きのこ研究所理事   H18.7~

受賞歴
1 群馬県きのこ品評会農林水産大臣賞受賞
第4回、第8回、第9回、第10回、第11回、第15回、第16回、第18回、第19回、第21回
2 群馬県総合表彰 H29受賞
  • 森田さん金賞きのこ