巨樹古木一覧

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コラム

黒滝山の大スギ
撮影日時 : 2020/12/21
指定
群馬県指定天然記念物 昭和27年11月11日指定
所在
群馬県甘楽郡南牧村大塩沢1266 黒瀧山不動寺境内
樹種
スギ スギ科スギ属
樹齢
推定350年以上(樹形、中興の1675年から推定)
樹形
樹高 41.0m 胸高周囲 7.2m
故事・伝承等

不動寺は、上州南牧谷の奥深い黒瀧山の岩壁から滝しぶきの舞う処で、山門から不動堂、大雄宝殿(本堂)、黒瀧泉そして開山堂へと奥に続いています。上州の奥ノ院とも称されています。
 江戸時代徳川五代綱吉公が帰依した潮音道海禅師によって延宝三年(1675)に中興開山されました。厄除け不動の霊場として千余年の歴史を重ねる古寺であります。
 不動堂には、奈良時代に行基が自刻したと伝えられる金躰不動明王が秘仏として祀られています。     
(不動寺「しおり」より抜粋)

 この樹木は、数本のスギの巨木を中心とする黒滝山不動寺の林の代表的なものである。
 このあたりは岩山が多く、スギなどの樹木の生育には、あまり良い条件でないところで、これだけの大木に成長するのには数百年の年月を必要としたと思われる。
  (現地解説版より抜粋)

ひとこと

山岳信仰霊場と千余年の歴史を重ねる黒瀧山不動寺の周辺には、観音岩、九十九谷の岩壁、馬ノ背渡り、鷹ノ巣山の絶壁、幕岩などがあり登山客も多い。

2020/12/21

2020/12/21

2020/4/4

2020/4/4

右側が大スギ 2020/4/4

右側が大スギ 2020/4/4

山門へと続く参道山側にある 2020/4/4

山門へと続く参道山側にある 2020/4/4

標高870mから西上州の山々を望む 鐘楼

標高870mから西上州の山々を望む 鐘楼

境内案内図 山門脇左側が大スギ

境内案内図 山門脇左側が大スギ

アクセス

下仁田町から南牧村に入り南牧川に架かる小沢橋を渡り黒滝山不動寺方面に向かう。約4㎞程細い坂道を終点まで進むと不動寺の駐車場があり、参道を歩く。

  • 同じ樹種
  • 王城山神社の神杉
    吾妻郡長野原町林502
  • 地守神社の大スギ
    藤岡市下日野字真駒留2280番地
  • 戸春名神社のスギ
    高崎市倉渕町三ノ倉 戸春 名神社境内参道